レンズのタイプについて

防犯カメラには焦点距離を固定した単焦点レンズを搭載した機種と、
焦点距離を変更できるバリフォーカルレンズを搭載した機種があります。
レンズがどちらのタイプになるかは機種により決まっており、通常は変更することができません。
レンズの交換が必要な場合は、BOX型のカメラを選定する必要があります。

  • 単焦点レンズ

    単焦点レンズは、焦点距離が広角や望遠など予め決められたものが搭載されており、設置後に撮影画角を変更する必要がない場合に使用します。

    単焦点レンズ搭載カメラは、構造がシンプルなためカメラ本体の価格が安くなるというメリットがあります。また時間経過によるフォーカスのずれなどが発生しにくいなど、設置後のメンテナンスが少ないことも特徴です。

  • バリフォーカルレンズ

    バリフォーカルレンズは、広角から望遠までの焦点距離をカバーし、可変範囲内での焦点距離変更が可能になります。このため予め使用する画角が決まっていない場合や、現場にて画角を調整したいようなシチュエーションで威力を発揮します。

    焦点距離の変更方法は、手動と電動のタイプがあり、電動タイプならば遠隔での操作が可能なため、より柔軟な対応が可能となります。